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MRTG用のsnmp設定

Debian, Raspbian、UbuntuなどのDebian系LinuxでMRTGによるシステム監視を行うための設定についてメモしておく。
まず最初に、MRTG自体は、SNMPを利用してシステム情報を収集するのが基本ではあるが、必須ではないことを注意しておく。MRTG graphs without SNMPなどに記述されているように、何らかのコマンド経由で必要なシステム情報を取得さえできれば、その出力をスクリプトで整形してMRTGに渡す形で問題なく運用できる。

とはいえ、SNMPが動かせるならば、そちらの方がより統一的に情報収集ができるので良いだろう。以前に仕事で管理していたサーバーでSNMP設定を行ったのだが、詳細を忘れていたのと、現在は少し設定ファイルの記述方法も変化しているようだったので、今回Raspberry Piや玄箱Proで設定を行うついでにメモを残しておく。

あと、SNMPでは用語としてマネージャとエージェントという用語を用いるが、雑駁に言って、マネージャ→クライアント、エージェント→サーバという理解で問題ない。

さて、

#apt-get install snmp snmpd

でインストールを行った後、/etc/snmp/snmpd.conf を編集するが、デフォルトの設定ファイルから変更が必要な箇所は実は極めて少ない。状況としては、snmpdに対する問い合わせを同一ホスト上からしか行わない場合と、ネットワーク上の他のホストからも行う場合とに分かれる。

自分自身からの問い合わせにのみ応答する場合(MRTGも同じホストで動作させる想定)

rocommunity で始まる行がいくつかコメントアウトされた形で記述されているが、

rocommunity private localhost

だけ記述しておけばよい。サンプル記述では、privateではなくpublicになっているが、これはコミュニティ名であり自分で定義してかまわないので、ここではprivateとしておく。で、結局、これだけでよい。agentAdressの記述は変更する必要はない。また、昔は必要だった com2spec行でのコミュニティの記述も必要なくなっている。

#service snmpd restart
でサービスを再起動した後、

$snmpwalk -v 1 -c private localhost 1.3.6.1.2.1.2.2.1.16.2

で(この例は現在までのeth0のデータ送信総量を得るもの)

iso.3.6.1.2.1.2.2.1.16.2 = Counter32: 3485864205

のようにデータが取得できればOKである。

ローカルネットワークからの問い合わせに応答する場合(MRTGをネットワーク内の監視ホストで動作させる想定)

偉い人には分からんのですにあるごとく、
agentAddressの行を、

agentAddress udp:161

に変更。rocommunityの行は、次の2行を記述して他はコメントアウト。

rocommunity private localhost
rocommunity public 192.168.1.0/24 (自分のネットワーク設定に合わせる)

これだけでOK。後は上と同じくサービスを再起動した後、

ローカルホスト上で

snmpwalk -v 1 -c private localhost 1.3.6.1.2.1.2.2.1.16.2

また、監視ホスト上で

snmpwalk -v 1 -c public 監視対象ホスト(つまり上記設定を行ったホスト) 1.3.6.1.2.1.2.2.1.16.2

(コミュニティ名がそれぞれ設定したものに対応していることに注意)でそれぞれ

iso.3.6.1.2.1.2.2.1.16.2 = Counter32: 3486161250

のような応答が帰ってくれば、とりあえずSNMPの設定はできたということである。

あと、一つ注意しておくと、Debian系Linux以外のOSでの解説で、問い合わせ対象となるオブジェクトのIDをsystemやinterfacesといった名前で指定している場合があるが、Debian系Linuxではこれはできないようである。それは、この論理名を記述するMIBファイルがライセンス上の問題でフリーでは配布できないためらしい。(参照: Debian Bug report logs - #561578 system: Unknown Object Identifier (Sub-id not found: (top) -> system))

この参照先にある、snmp-mibs-downloaderというパッケージを取得してインストールしてみると、いくつかの追加MIBファイルがインストールされたようだが、論理名による問い合わせを可能にするものではなかったようだ。ということで、当面SNMPの問い合わせは、MRTGの記述も含めて具体的な数値によるツリー表記で行う必要がある。なおMRTG自体については、また後で書くことにする。

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